Chapter 2:バイブラント野菜が持つ栄養素とそのヘルスベネフィット
【Chapter 2:バイブラント野菜が持つ栄養素とそのヘルスベネフィット】
Chapter 1:緑黄色野菜とそのヘルスベネフィットの続編です。
あれから約2か月たっての更新ですが、待っててくれた方ありがとうございます!がっかりさせない内容にできるだけするので、お付き合いください☺
さて、今回はとても情熱的なバイブラントカラー、「赤のお野菜」がメインです🥕
- トマト
- 赤パプリカ
- ビーツ
- 紫キャベツ(英語ではRed Cabbage)
- 紫たまねぎ(英語ではRed Onions)
- 唐辛子
などたくさんありますね。
これらがもつ、私たちの身体にとっていいことがたくさんあるので、そのことについて少しお話していきたいと思います☺
赤色のお野菜にはリコピンやアントシアニンなど、ファイトケミカルが多く含んでいてこれが赤色のカラーを出しています。赤色のお野菜は、主に心臓病や、がん予防、糖尿病予防、高脂血症予防に効果的といわれています。
これだけではなく、ある研究では、MSG(味の素などの化学調味料)の多量摂取によって引き起こされた神経毒がリコピンによって予防されるというデータもあります。
アントシアニン
フラボノイドの一種で、抗酸化物質の一つ。
- 肝臓を守る
- 視力の向上
- 血圧減少
- 炎症予防
- がん予防
- 循環器系ガンリスク予防
🍅トマト🍅
トマトはビタミン・ミネラルの宝庫です。
主な栄養素
が主に多く含んでいます。
効果
パプリカ
パプリカもトマトと同様にビタミン・ミネラルが多く含まれています。
主な栄養素
効果
- 血液凝固促進
- 筋肉の疲れの回復を早めてくれる
- 生理痛の軽減
- 性ホルモン生成の促進
+トマトで述べた効果
この2つのお野菜をおいしく食べられるレシピがこちらです☟
暑い夏にぴったし!
フレッシュレモンとお塩だけで味付けをしたフレッシュサラダとして、たっぷり栄養を摂りませんか?☺
とってもおいしいので、まだ読んでないという方はぜひ読みに行ってみてください。
紫キャベツ
主な栄養素
効果
- 心臓疾患予防
- 炎症予防・回復
- 骨を強くする
- がん予防
- 腸内環境を整える
※色素であるアントシアニンの働きをできるだけ多くキャベツに残すために、生で食べる、または、蒸してください。
生で食べるとき、サラダでもいいですが、紫キャベツを使った発酵食品、サワークラウトがおすすめです!
発酵食品のもつ働きと紫キャベツの持つ働きでさらに効果アップが期待されます。
以上、ざっとでしたが、赤色の野菜がもつ働きや栄養素などをまとめてみました。
また、何か質問などあれば、いつでもメッセージしてくださいね☺
よろしくお願いします!
-piggyinkitchen-
References:
- Chen. P, Zhang. W. (August 2015) Lycopene and Risk of Prostate Cancer, Medicine, Volume 94, Issue 33, Page1260, doi: 10.1097/MD.0000000000001260
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30616078/ Dongjian. C, Chao. H, (March 2019), A review for the pharmacological effect of lycopene in central nervous system disorders, Biomedicine & Pharmacotherapy, Volume 111, Pages 791-801,
- Nomi. Y, Iwasaki-Kurashige. K, (2019), Therapeutic Effects of Anthocyanins for Vision and Eye Health, Molecules, 24, 3311. https://doi.org/10.3390/molecules24183311
- Lee. Y, Yoon. Y, (2017), Dietary Anthocyanins against Obesity and Inflammation, Nutrients, 9, 1089, https://doi.org/10.3390/nu9101089
- Elena. A, Jasminka. G, Antiobesity Effects of Anthocyanins in Preclinical and Clinical Studies, Oxidative Medicine and Cellular Longevity, 2740364, doi:10.1155/2017/2740364, https://doi.org/10.1155/2017/2740364