ポイント5つ!健康・環境に優しいお買い物の仕方
【ポイント5つ!健康・環境に優しいお買い物の仕方 】
今回は、お買い物する際のポイント5つをおさえていきたいと思います!
個人的には、食材選びはとても大切だと思っているので、いつもお買い物するときは、新鮮さや生産地、オーガニック、遺伝子組み換えなどに注目してます。
では、見ていきましょう☺
1. パッケージの原材料名を見る。
これ、非常に重要です。なぜかと言うと、原材料名の中には聞いたことも見たこともないような物質が入っている加工食品、お菓子などが多いからです。ほとんどの場合、そういうものは体によくありません。例えば、人工甘味料は、白砂糖の何十倍や何百倍の甘さのもので、長期的に摂取した場合、脳に影響が出るという研究があります。これらの甘味料には中毒性が高く、コカインの何十倍とも言われています。
では、栄養成分欄はどうなのかという疑問ですが、わたしは全く見ません!理由は見ても、そこに表示されている数字は、大まかな値で、一人ひとり全員に当てはまることは決してないので、意味がないからです。私たちの体はユニークです😌
また、「ローカロリー=健康」という間違った考え方を促す傾向にあるからです。
シンプルな材料で、自分でこれが何か理解できるものだけを使用した食べ物を選びましょう。
⚠特にヴィーガン食品の原材料名は注意してよく見ましょう!
2. 無添加のものを選ぶ。
パッケージを見た時に、ほとんどのものが必要のない材料や健康に害する物質(人工添加物)が入っていることに気づくかと思います。それらの食品は極力避けるようにしましょう!
例えば、香料、カラーリング、保存料、甘味料です。これらは私たちの体には必要ありません。
⚠特にヴィーガン食品(ヴィーガンのお肉など)には、添加物が多く入っているものもたくさんあるので、なるべくオーガニックやナチュラルな原料のものを選びましょう!
3. 化学調味料が含む食べ物を避ける。
化学調味料も添加物の一つですね。一番有名なものが、味の素やだしの素です。化学調味料は、うまみを出すために、よくアジア料理で幅広く使われている調味料の一つですが、私たちの体には害です。例えば、頭痛を起こしたり、下痢になったり、吐き気、体力低下、筋力低下、しびれなどを起こす人もいます。もし大量に摂取した場合は、神経機能に影響がみられるというデータもありますので、化学調味料とかかれたものはなるべく避けるようにしましょう。アミノ酸調味料と表示されている場合があります。
例1)だし汁は昆布からとる。
4. 遺伝子組み換え食品を避ける。
遺伝子組み換えは、人工的に研究所で、遺伝子組み換え技術を使って、動物や、植物、バクテリアやウイルスの遺伝子を変えることによって作られる作物です。なので、自然に育てられていないということです。
日本で許可されている遺伝子組み換え食品8作物:大豆、じゃがいも、なたね、アルファルファ、トウモロコシ、テンサイ糖、パパイヤ、わた
メリットとしては、遺伝子組み換えをすることで、形や味、栽培量をコントロールできます。
しかし、遺伝子組み換え食品を作る、または、食べることによって、私たちの健康や環境にとって悪影響が出てきます。環境に関しては、食べ物の間で遺伝子汚染(遺伝子組み換えでない食品に遺伝子組み換えが混ざる)、スーパーバグ(抗生物質に対して耐性の強い細菌)の増殖、農地の破壊(土壌汚染や森林破壊のため)があります。健康面では、遺伝子組み換え食品を長期的に摂取することで、アレルギーになったり、炎症が起きたり、消化器官不良、腎臓や肝臓、すい臓、神経系にも影響が出るといわれています。
なので、「遺伝子組み換え食品でない」表示があるものや、オーガニック認定のされた食品を買うことをおすすめします☺
(上記の食物で、表記のないものはほぼ遺伝子組み換えです)
5. 地元野菜、オーガニック野菜、季節の野菜を選ぶ。
地元野菜を選ぶことで、フードマイル(食べ物の輸送距離)削減に貢献でき、それによって温室効果ガスの排出を抑えることができます。また、季節の野菜は、旬な時が一番栄養価が高いので、その時に食べることで栄養素を効率よく摂ることができます。また、カーボンフットプリントの削減を図れます。
地元野菜、季節の野菜が買える場所として一番適しているのが、ファーマーズマーケットです🌱ファーマーズマーケットが近くにない場合は、地元野菜を多く扱っているスーパーや八百屋さんを見つけてみてください♩
ちなみに、カナダには地域によっていくつか、ファーマーズマーケットを開催しているので、そちらに足を運んでみてはいかかでしょうか?
バンクーバーに住んでいる方はこちらに詳細が載っています☟
一番重要なのは、オーガニック認定のされている野菜、フルーツやその他の食品を買うことです。オーガニック野菜は、比較的使用されている農薬が少なく、害のある化学的な農薬を使っていません。(自然由来の農薬は使用しています。)また、人工添加物を含む食品は、オーガニック食品として認定されないので、オーガニック認定がされている食品を選ぶようにしましょう。
しかし、オーガニックの物は比較的、値段が高めに設定されているので、ハードルが高いかなと思います。また、すべての食品をオーガニックにするのは大変だと思います。そんな方のために、わたしが実践している、おすすめの方法を紹介します。
アメリカの環境保護団体がリリースしている、「Dirty Dozen」「 Clean Fifteen」という27の野菜リストを参考にお買い物をすることです。
これは、農薬使用量や野菜・フルーツの性質を考慮して、どの野菜が残留農薬が多いか、また少ないかをリストアップしたものです。
Dirty Dozen は残留農薬が多い野菜・フルーツ。
Clean Fifteenは残留農薬が少ない野菜・フルーツ。
例えば、Dirty Dozenに記載されている、りんごと、Clean Fifteenに記載されているパインアップルです。もしこの2つのフルーツに使用している農薬の量が同じだった場合、なぜパインアップルがCleanになるかわかりますか?
答えは、パインアップルの皮がりんごよりも厚く、農薬が果実の方に吸収されにくいためです。なので、オーガニックとして買うなら、りんごがいいと思います。
わたしはそうやって、オーガニックで買うものと買わないものを決めています☺
下記にリンクを貼っておくので見てみるかといいと思います!
www.ewg.org
また何か質問などあったら、いつでもメッセージしてくださいね☺
よろしくお願いします!
-piggyinkitchen-
References:
1. The Non-GMO Project https://www.nongmoproject.org/
2. Enviornmental Working Groups https://www.ewg.org/
3. Harvard Health Publishing, Artificial sweetners; sugar-free, but at what cost?
https://www.health.harvard.edu/blog/artificial-sweeteners-sugar-free-but-at-what-cost-201207165030