お塩の話：どのタイプが一番体にいいの？

【お塩の話：どのタイプが一番体にいいの？】

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そもそもお塩って何?

お塩は化学的に言うと、塩化ナトリウムです。お塩を摂りすぎると体に悪いといわれていますが、ナトリウムは私たちの体にとってとても重要なミネラルのうちの一つです☺

例えば、細胞内の水とミネラルのバランス（浸透圧）を保ってくれたりします。

塩分の過剰摂取は、循環器系疾患や腎臓病、骨粗鬆症、胃がんなどの病気のリスクを上げるといわれています。逆に、塩分が少なすぎると、脱水を起こし、体が疲れやすくなったり、イライラしたり、筋力の低下が起きたりします。また、深刻になると昏睡状態にもなるので危険です！

わたしたちの食生活には、塩分が過剰に入った食べ物がたくさんですよね💦

みなさんも、知っているかと思いますが、そのリストがこちらです。

加工食品：ピザやパスタ、ソーセージ、チーズなど
ファーストフード：ハンバーガー、フライドポテト、牛丼など
塩気が強いお菓子：ポテトチップス、クラッカー、おせんべいなど
スーパーのお惣菜やお弁当
缶詰の食べ物（保存料として塩が添加されているものがある）

⚠一般的に、飲食店の食べ物は塩分が強めといわれているので、外食は控えた方がいい。

将来の健康のためにも、適度な塩分摂取を心がけましょう☺

お塩の種類

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お塩は海水を蒸発させることによって得られます。どのタイプも塩化ナトリウムに変わりはないのですが、お塩の種類によって、含んでいるミネラルの量や種類が違います。

テーブルソルト・食卓塩（精製されたお塩）

テーブルソルトはもっとも多く一般的に使われているお塩です。このお塩は他のお塩よりも精製されていて、その過程でほとんどのミネラルが取り除かれてしまっています。日本のテーブルソルトは、グルタミン酸ナトリウム（化学調味料）と炭酸マグネシウム（精製するために使われる）が添加されていて体によくないとされています。

北米では、1924年に、ヨウ素をテーブルソルトに加え始めました。その理由がヨウ素欠乏によって引き起こされる甲状腺腫と甲状腺機能低下症を防ぐためです。ただ、現在、わたしたちは食べ物に恵まれているので、野菜、豆類、海藻などからヨウ素を十分に摂ることができるので、ヨウ素を摂るためだけに、ミネラル除去されたテーブルソルトを使う必要はないと思います。

なので、テーブルソルトは極力避けましょう。

シーソルト

シーソルトもテーブルソルトと同じ塩化ナトリウムですが、違いは、ミネラルの含有量です。シーソルトの方があまり精製されていない分、ミネラルが少し多く含まれています。味はシャープな塩味かなと思います。

ヒマラヤンピンクソルト

ヒマラヤンピンクソルトはパキスタンでよくとれるピンク色のお塩です。なぜピンクなのかと言うと、ピュアな塩化ナトリウムではなく、ミネラル（亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウム、特に鉄）が入っているためだそうです。

個人的には、ヒマラヤンピンクソルトが好きです☺

ミネラルの含有量に関しては、科学的な根拠やプルーフがないので不透明な部分がありますが、精製されてミネラル分が抜けていることがわかっているテーブルソルトよりははるかにヒマラヤンピンクソルトその方が体に害は少ないし、味がマイルドなのでそれがヒマラヤンピンクソルトを選ぶ理由です。☺

コッシャーソルト

コッシャーソルトは形がユニークです！フレーク状になっています。あまりほかのお塩と違いはありませんが、コッシャーソルトはヨウ素やanti-caking agentと言われる、お塩を固めないための化学物質（日本のテーブルソルトでは炭酸ナトリウム）が入っていません。食感やフレーバーが人によって、好き嫌い分かれるかなと思います。

カラナマク

ヴィーガンにはお家に１つ持っておきたいお塩！

カラナマクを聞いたことありますか？カラナマクはブラックソルトともいわれていて、インドではなじみのあるお塩です。名前にブラックと入っていますが、通常お店で見かけるカラナマクはパウダー状になっているのでグレーやグレーがかったピンクに近い色で売られています。粉砕するとピンク色に変わるためです。ヴィーガンにとってカラナマクはシークレット材料ですね！☺　硫黄の成分が入っているため、卵に近い匂いがします🍳

なので、ヴィーガンの卵料理を作る時にぜひ使ってほしいです！調理するときのポイントですが、カラナマクを入れるときは、一番最後に入れてください◎そうすることで、卵の香りがより強く残ります。

どのお塩が体にいいの?